研究室配属

大塚研究室では,ダイナミカルシステムのモデリング,解析,設計,制御における本質的な問題を追究したい学生を歓迎します.自分独自の新しい理論や新しい実問題に挑戦したい人は,ぜひ見学等の機会を利用して興味のある研究テーマについて大塚に相談してください.

■学部4回生

4月に工学部物理工学科機械システム学コースから例年3名配属されます.3月に配属説明会と研究室見学が実施されます.

修士課程
システム科学専攻入試の希望研究室と成績に応じて毎年4名前後が配属されます. システム科学専攻は学外からの進学を歓迎しており,例年5月に入試説明会を実施しています.

博士後期課程
研究計画について指導予定教員(大塚)と打合せた後,システム科学専攻の入試を受験します.

システム科学専攻への進学については,専攻および研究科の入試情報を参照してください.大塚研究室の志望区分は「シ−3」です.

スタッフ
教員や研究員,技術補佐員,事務補佐員(秘書)を募集することがあります.募集の際には 大学の教職員公募情報に掲載します. JSPS特別研究員の受入れについては問合せがあれば検討します.

指導方針

大塚研究室は,本質的かつ国際的な研究成果を生み出すことと並んで,仕事を通じてメンバー全員が総合的に成長していくことを重視しています.知的刺激と落ち着きが両立した環境の中で,お互いを尊重し助け合いながら切磋琢磨していける研究室でありたいと願っています.研究室の学生指導や環境整備も,そのような価値観に沿って行っています.学生指導では以下のような具体的な目標を設定しています.

  • 学部4回生:研究の段階を一通り経験し,卒業論文の内容を学会で発表する.
  • 修士課程:できる限り自らの発想で問題を設定し,解決する.修士論文の内容を国際会議と学術雑誌で発表する.
  • 博士後期課程:新しい体系を切り拓き,研究成果を複数の国際会議と国際一流学術雑誌で発表する.学生指導や海外共同研究の経験を積む.

■研究テーマ設定

研究テーマについては,学生が興味を持っている方向性を聞いて候補をいくつか提示し,アイディアを出し合い相談しながら徐々に具体化していくのが一般的です.ただし,外部との共同研究や大型プロジェクト,スタッフ異動などの状況によって多少制約がある場合もあります.

■研究会

学期中は週1回全員参加の研究会を行っています.毎回2名程度が研究報告や文献紹介を行います.研究報告では各自の研究について様々な観点から活発に議論します.文献紹介では,研究に関連する論文を精読して重要なポイントを紹介し,最先端の手法と研究動向を把握します.優れた論文のスタイルも学びます. 研究会での学部4回生の発表は後期からです.大学院進学希望の学部4回生は入試の1ヶ月半ほど前から任意参加としています.適宜,修士論文や卒業論文に向けた中間発表も行います.

■輪講

大学院生は学期中週1回洋書の輪講を行っています.各自の担当箇所を細部まで精読し,論理展開を明確に説明します.これにより,体系的な知識と論理的思考力を身につけます.今までに題材としたのは以下の書籍(1年に1冊)です.

  • 2016年度: H. K. Khalil: Nonlinear Control, Pearson (2015)
  • 2015年度: L. Ljung: System Identification: Theory for the User, 2nd Ed., Prentice Hall (1999)
  • 2014年度: E. Dockner, et al.: Differential Games in Economics and Management Science, Cambridge University Press (2000)
  • 2013年度: T. Söderström: Discrete-Time Stochastic Systems, Springer (2002)

学部4回生(と修士課程1回生の希望者)は4月から6月まで線形代数に関する和書の輪講を行います.これは復習と入試勉強を兼ねていますが,論理的思考力を身につけることも重視しています.

■実習

学部4回生(と修士課程1回生の希望者)は,4月から6月までレゴ・マインドストームなどの制御工学教材を使って,モデリング,シミュレーション,制御系設計,実装の一通りの流れを体験します.最後に各自の取り組みを発表します.これによって,さまざまな知識を実践に活用することや,Matlab/Simulink,パワーポイントといった基本ツールの使い方を学びます.

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